脱毛後はどんなお手入れをすればいいの?
NGなことはあるのかな?
サロンやクリニックでの脱毛後のアフターケアどんなことに気をつければ良いのか、気になりますよね。
きちんとお手入れをしておかないと、肌を傷めたり、脱毛完了までの期間が伸びてしまったりと、いいことはありません。
この記事では、脱毛後にすべき正しいアフターケア(お手入れ方法)と、脱毛後には避けるべきことについて詳しく解説します。
- 脱毛後のケアを念入りにする理由
- 脱毛後の正しいお手入れ方法
- 脱毛後にしてはいけないこと
脱毛後のアフターケアは念入りにすべき理由
脱毛後のアフターケアは念入りにすべきです。ケアを入念にすべき理由は以下の3つです。
脱毛後のケアを念入りにすべき理由
- 脱毛後の肌は乾燥しやすいから
- ケアをしないと肌荒れ(赤み・かゆみ・炎症等)が起きる可能性がある
- 効果を最大化できるから
1つずつ詳しく解説します。
アフターケアをすべき理由①脱毛後の肌は乾燥しやすいから
脱毛後の肌はとても乾燥しやすいことが、念入りにアフターケアすべき理由の1つ目です。
施術の際の光やレーザーの熱によって、肌の水分が奪われてしまうからです。
肌の乾燥をそのままにしておくと、カサついてしまうのはもちろん、小じわができたり、粉をふいてしまったりと、肌のトラブルに繋がってしまいます。
アフターケアをすべき理由②肌荒れ(赤み・かゆみ・炎症等)が起きる可能性がある
脱毛後のケアを念入りにすべき理由の2つ目は、ケアを怠ると肌荒れ(赤み・かゆみ・炎症等)が起きる可能性があるからです。
脱毛の影響で肌が乾燥することで、肌のバリア機能が低下してしまい、ほんの少しの刺激にも反応して肌荒れしてしまうのです。
アフターケアをすべき理由③効果を最大化できるから
脱毛後のアフターケアをきちんとしておくべき理由の3つ目は、脱毛の効果を最大化できることです。
肌が乾燥している場合、脱毛の痛みを強く感じたり、肌トラブルを起こしたりしやすい為、照射の出力パワーを下げなければなりません。
照射のパワーを下げるということは、脱毛の効果も下がるということですので、施術完了までの回数や期間が伸びてしまうことに繋がります。
常に照射の出力パワーを最大にして施術できるように、しっかりケアをし、トラブルのない肌を保っておきましょう。
脱毛後のアフターケアですべきこと3選

脱毛後のアフターケアですべきことは以下の3つです。
- 保湿(クリーム等)
- 冷やす(赤み・炎症対策)
- 日焼け対策
1つずつ詳しく解説します。
脱毛後のアフターケア①保湿(クリーム等)
脱毛後のアフターケア1つ目は、保湿です。
脱毛後の肌は、光やレーザーの熱によって水分が奪われてしまっていますので、クリームや乳液を使って保湿をしましょう。
化粧水をつけてからクリームや乳液をつけると更に効果的です。
最近では施術の後に保湿ケアをしてくれるサロンやクリニックもありますが、翌日以降も自宅できちんとお手入れすることが大切です。
脱毛後のアフターケア②冷やす(赤み・炎症対策)
脱毛後のアフターケア2つ目は、冷やすことです。
脱毛直後の肌は、日焼けをしたときのような、ほてりのある状態になっています。
そのほてりを放置してしまうと炎症や赤み、かゆみなどの肌トラブルに繋がる可能性がある為、肌を冷やしてほてりを鎮めましょう。
保冷材を清潔なタオルでくるんだものや、濡らしたタオルを使ってほてっている部分を冷やします。
脱毛後のアフターケア③日焼け対策
脱毛後のアフターケア3つ目は、日焼け対策です。
日焼け止めは刺激の少ないものを選び、普段の外出にはSPF20程度のもの、長時間の外出にはSPF50程度のものと使い分けると良いでしょう。
しっかりと効果を得るには、ムラの無いように塗り、2,3時間おきに塗り直すことがポイントです。
脱毛後の肌はバリア機能が低下し、とてもデリケートな状態となっています。
その状態で日焼けをしてしまうと、うまく新陳代謝ができず、シミや色素沈着のリスクが高まりますので日焼け対策をきちんとしましょう。
脱毛後の自己処理(ムダ毛を剃る)はいつからOK?
脱毛後の自己処理(ムダ毛を剃る)は施術後1週間は控えましょう。
脱毛後の肌は乾燥しやすく、バリア機能が低下している状態です。
この状態の肌は刺激に弱く自己処理を行うと、角質層や毛穴が傷つき、毛嚢炎や埋没毛などの肌トラブルを引き起こす場合があるので、肌が落ち着くまで自己処理をするのはやめておきましょう。
脱毛後にムダ毛が目立つ場合の自己処理はどうする?
脱毛後にムダ毛が目立つ場合には、施術後最低3日~1週間程経ってから、電気シェーバーで自己処理をしましょう。
電気シェーバーは肌に刃が直接触れない為、自己処理をしても肌への負担が少なくて済みます。
カミソリ、ワックス、毛抜き、除毛クリームでの自己処理は肌への負担が大きい為、使用するのは控えましょう。
脱毛後にしてはいけないこと

脱毛後にしてはいけないことは以下の6つです。
- 毛抜きでのムダ毛処理
- お風呂・温泉に浸かる
- 運動・筋トレ・マッサージ
- サウナ
- お酒を飲むこと
- 予防接種
1つずつ詳しく解説します。
脱毛後のNG行為①毛抜きでのムダ毛処理
脱毛後のNG行為1つ目は、毛抜きでのムダ毛処理です。
せっかく成長期に入り生えてきた毛を毛抜きで処理してしまうと、そこにはレーザーやフラッシュが反応せず、また次回の成長期まで待たなくてはいけなくなってしまいます。
毛周期が乱れ、脱毛完了までの時間が長引くことになりますので注意しましょう。
それだけではなく、毛が皮膚表面に出てこられない埋没毛や毛嚢炎などのトラブルになる可能性がありますので、脱毛期間中は毛抜きを使用した自己処理は厳禁です。
ワックスや除毛クリームでの処理も同様の理由で使えません。
脱毛後のNG行為②お風呂・温泉に浸かる
脱毛後のNG行為2つ目は、お風呂に入ったり、温泉に浸かったりすることです。
脱毛後の肌はやけどのあとのようにほてって熱を持っており、デリケートな状態になっています。
この状態で入浴すると血行がよくなる為、赤みやかゆみが出る、ほてりが長引くといったトラブルが起こる可能性がありますので、脱毛当日の入浴は避け、シャワーのみにしましょう。
不特定多数の人が利用する温泉は、普段なら全く問題なくても、脱毛後には泉質が合わなかったり、雑菌が肌に入り込んで炎症を起こしてしまうなどさらにリスクが高まります。
脱毛後のNG行為③運動・筋トレ・マッサージ
脱毛後のNG行為3つ目は、運動・筋トレ・マッサージです。
運動・筋トレは入浴と同じように血行がよくなり、マッサージの場合には更に摩擦や刺激が加わりますので、脱毛後のほてりが長引き、赤みやかゆみが出るなどのトラブルが考えられます。
また、汗をかくと雑菌が繁殖しやすくなり、炎症などを引き起こすこともあります。
脱毛当日の運動・筋トレ・マッサージは避け、翌日以降も肌の様子を見ながら行うようにしましょう。
脱毛後のNG行為④サウナ
脱毛後は、サウナを利用するのもNGです。
サウナは血行がよくなって体温が上がり、運動や入浴と同じように脱毛後のほてりが長引き赤みやかゆみが出ることがあります。
汗もかき、雑菌による炎症の可能性もありますので当日は避け、翌日以降も肌の調子をよく見て落ち着いてからにしましょう。
脱毛後のNG行為⑤お酒を飲むこと
脱毛後のNG行為5つ目はお酒を飲むことです。
お酒を飲むと血行が促され、脱毛後のほてりが長引き、赤みやかゆみが出るなどのトラブルが考えられます。
また、お酒には利尿作用がある為、体が水分不足となって肌も乾燥する傾向にありますので、脱毛後12時間はお酒を控えましょう。
脱毛後のNG行為⑥予防接種
脱毛後のNG行為6つ目は、予防接種を受けることです。
脱毛後の肌は熱を受けて乾燥していたり、バリア機能が低下していたりと、とてもデリケートな状態です。
この状態で予防接種を受けると、皮膚に赤みや腫れ、発疹などが生じるリスクが高まります。