脱毛は何歳からOKなの?
脱毛に年齢制限はあるの?
未成年の方や、親御さんなどで、脱毛は何歳からできるのかと疑問を持っている人も多いと思います。
脱毛には年齢による制限があるため子供には無理と聞いたことがある人もいるかもしれません。
この記事では、脱毛は何歳からOKなのか、さらには脱毛に年齢制限があるのかといったことについて解説します。
- 脱毛は何歳からOKなのか
- 脱毛の年齢制限
- 子供(キッズ)脱毛のメリット・デメリット
- 子供がカミソリなどで自己処理するデメリット
- 脱毛を始めるおすすめの年齢
脱毛に年齢制限はある?何歳からOK?

脱毛は何歳からOKとされているのか、さらには年齢制限の有無について見てみましょう。
何歳から脱毛OKか明確なルールは決まっていない
脱毛を何歳から始められるのかについては明確な基準はありません。
脱毛を始められる年齢について業界全体で統一されたルールや法律はなく、サロンやクリニックによって基準が異なります。
例えば、小学1年生(7歳)から脱毛OKとしているサロンもあれば、年齢制限そのものを設けていないケースもあるため、明確なルールはないのです。
脱毛を始める年齢に制限こそありませんが、ホルモンバランスが不安定なうちはムダ毛が生える部位や量が定まっていないため、ホルモンバランスが整う15~16歳が推奨されています。
医療脱毛にも明確な年齢のルールはない
脱毛を何歳から始められるかについては、脱毛サロンだけではなく医療脱毛でも明確な年齢を定めていません。
クリニックによっては高校生以上(16歳以上)といった年齢制限を設けている場合もありますが、医療脱毛の業界全体で統一されたものはありません。
医療脱毛では医療用機器を使った脱毛を提供していますが、医療用だからと言って年齢に制限を設けている訳ではないことを知っておきましょう。
サロンやクリニックごとに脱毛可能な年齢は異なる
脱毛を何歳から始められるかについては、脱毛サロンやクリニックによって基準が異なります。
年齢制限がない脱毛サロン・クリニックもあれば、16歳以上といったような明確な基準を設定している場合もあります。
つまり、通う脱毛サロンやクリニックの年齢制限に関するルールを確認することが大切です。
未成年者は脱毛に親権者同意書が必要な場合が多い
脱毛を始める年齢が18歳に満たない場合は、親権者(法定代理人)同意書が必要です。
多くの脱毛サロンやクリニックでは、脱毛を受ける人が18歳未満の未成年者の場合、契約時に親権者同意書の提出を求められます。
さらに、契約時に親権者へ電話による確認が求められることもあります。
カウンセリングは未成年者だけでも受けられますが、契約の際には親権者の同意が必要になることを忘れないようにしましょう。
なお、2022年4月の民法改正により成年年齢(成人年齢)が18歳に引き下げられましたが、多くの脱毛サロンやクリニックでは、18・19歳でも親権者同意書の提出を求める「自主ルール」を設けています。
これは契約トラブルを防ぐ消費者保護が目的なので、どの脱毛サロンやクリニックでも実質的には年齢が20歳以下の場合に親権者同意書が必要になると考えましょう。
年齢の小さい子供(キッズ)が脱毛するデメリット
脱毛には年齢の制限こそありませんが、子供が脱毛するにあたり以下のような4つのデメリットもあることを覚えておきましょう。
- 肌がデリケートなので肌トラブルが出やすい
- 部活や外遊びで日焼けしていると脱毛できない
- お風呂や運動に制限がかかる
- ムダ毛が再度生えてくる可能性がある
上記4つのデメリットについて解説します。
キッズ脱毛の注意点①肌がデリケートなので肌トラブルが出やすい
年齢が小さい子供が脱毛する際のデメリット1つ目は、肌がデリケートなため肌トラブルが起こりやすいということです。
成長段階の子供の肌は大人と比較すると敏感なため、脱毛による刺激によって赤みや痒み、湿疹などの肌トラブルが出やすいとされています。
キッズ脱毛の注意点②部活や外遊びで日焼けしていると脱毛できない
年齢が小さい子供が脱毛する際のデメリット2つ目が、日焼けによる影響です。
子供の場合、大人と比較して部活や外遊びによって日焼けをしてしまいがちです。多くのサロンやクリニックでは、日焼け肌に対する施術を制限しているので、脱毛が受けられない可能性があります。
この結果、スケジュール通りに脱毛が進まず、完了までに期間を要するかもしれません。
キッズ脱毛の注意点③お風呂や運動に制限がかかる
年齢が若い子供が脱毛する場合の3つ目のデメリットは、お風呂や運動などに制限がかかることです。
例えば、脱毛の施術を受けた日は、体温上昇による肌トラブルを回避するため、入浴が制限されてしまいます。
同様に、体温が上がるような運動も避ける必要があるため、部活や習い事などに影響が及ぶかもしれません。
脱毛を始めることで子供の日常生活に様々な制限が生まれ、我慢を強いることになります。
キッズ脱毛の注意点④ムダ毛が再度生えてくる可能性がある
子供が脱毛する4つ目のデメリットとして、年齢が浅いうちに脱毛すると将来的にムダ毛が再び生えてくることが挙げられます。
ホルモンバランスが安定していない子供のうちは、ムダ毛が生える部位や量は不安定です。
この結果、子供の時期に脱毛したとしても、ホルモンバランスが安定し始める15歳以降にムダ毛が生えて再び生えてきて、再度脱毛を検討しなければいけなくなるかもしれません。
年齢の小さい子供(キッズ)が脱毛するメリット

年齢が小さい子供が脱毛する3つのメリットを見てみましょう。
- コンプレックスが消える
- 自己処理による肌トラブルが減る
- 肌を綺麗に保ちやすい
上記3つのメリットについて解説します。
①コンプレックスが消える
年齢が小さい子供が脱毛するメリット1つ目はコンプレックスがなくなることです。
毛深いことに悩む子供の場合、脱毛することでコンプレックスが解消されます。成長段階にある子供は、大人と比較して自分のコンプレックスに深く悩みがちです。
体育や水泳の授業、習い事や部活といった場面で、その都度ムダ毛や濃い体毛を気にしてしまうことで、子供にとってはコンプレックスになってしまうかもしれません。
しかし、脱毛することで悩む機会が減ってコンプレックスの解消につながります。
②自己処理による肌トラブルが減る
2つ目のメリットとして、年齢が浅い子供が脱毛することは自己処理による肌トラブルを回避できることがあります。
子供のうちは毛深いことを気にするあまり、過度に自己処理をしてしまい、赤みや傷といった肌トラブルを引き起こすかもしれません。
脱毛することで日常的な自己処理の回数が少なくなって、結果的に肌トラブルのリスクが減るのです。
③肌を綺麗に保ちやすい
年齢が小さい子供が脱毛する際の3つ目のメリットは、肌を綺麗に保てることです。
脱毛することで日常的なムダ毛処理の回数が減り、肌にかかる負担が少なくなります。
肌への負担が減るということは肌を綺麗に保てるようになるということです。
年齢が小さい子供がカミソリ等で自己処理するデメリット

年齢が小さい子供が脱毛せずカミソリなどを使って自己処理することは、以下2つのデメリットがあるので注意しましょう。
- 肌を傷つけてしまう可能性
- 肌の乾燥や埋没毛等のトラブルが増える可能性
以下で解説します。
①肌を傷つけてしまう可能性
成長段階にある年齢が小さい子供がカミソリなどを使って自己処理すると、肌を傷つけてしまう可能性があります。
柔らかく敏感な子供の肌は大人と比較して傷つきやすいため、自己処理による肌トラブルが起こりやすくなります。
また、自己処理の加減に慣れないうちは、知らず知らずのうちに肌を傷つけてしまうかもしれません。
②肌の乾燥や埋没毛等のトラブルが増える可能性
年齢が小さい子供がカミソリなどで自己処理をすると、肌の乾燥や埋没毛といったトラブルが増える可能性があります。
カミソリなどでムダ毛の処理をすると水分を保持している角質層にダメージを与えてしまい、肌が乾燥してしまいます。
また、自己処理を続けていると角質層が厚くなってしまい、ムダ毛が埋もれる「埋没毛」になる可能性もあります。
脱毛を始める年齢は何歳からがおすすめ?
脱毛を始める年齢は、ホルモンバランスが整う15〜16歳頃がおすすめです。
ホルモンバランスが安定するまではムダ毛が生える部位や量が安定しておらず、子供の頃に脱毛しても、大人になってから再び脱毛が必要になるかもしれません。
多くのサロンやクリニックで脱毛できる年齢を15~16歳頃に設定しているのはこのためです。
一方で、ムダ毛や体毛が濃いことにコンプレックスを抱いている場合は、本人の意思を尊重してあげると良いでしょう。
その際は、前もってサロンやクリニックが設定している対象年齢を確認してください。